
「ウソ」というよりは、「無知もしくは無為」といったほうが
正確かと思います
虫歯、歯槽膿漏といった症状の「一部」が
「噛み合せ」からも!生じているからです
あるいは体の骨格のバランスの歪からも生じている・・
それを多くの歯医者が知らないか
知ろうとしないだけか
知っていても手を出さない
というのが現状ですから
ざっくばらんに言って
「歯医者のウソ」という題名になったと思います
噛み合せがいろいろな症状を引き起こすことは
30年ぐらい前からささやかれていました
古くは市波治人氏
吉田観持氏の構造医学
など数え上げたらきりがありません
その後さまざまな講演会が色々な先生方によって開かれ
ブームになっては消え去っていきました
「説」としてはそれぞれOKなのですが
一部の患者さんにあてはまるけれども
すべての人にあてはまる公式になっていないからです
「解」の導き出せない多次元方程式
・・で経験的に治療してみたら結果オーライだった
というのが今までの「噛み合せ治療」の流れです
理屈は後付けで考えての講演会
ただし無駄ではありません
こうした先生が数多く輩出されていけば
いずれ解法がみつかるでしょう
読んでいて良い刺激になった本でした