2015年12月07日

警察からの捜査依頼から感じたこと

警察からの捜査依頼がありました

身元不明の方の歯型照合です
歯式と写真を照らし合わせてみたのですが
該当しませんでした

まだ若い女性なのですが
事件性がないのか報道されていません

じつは私の医院に通院されていた患者様の中にも
行方不明の方がみえて家族が捜索願をだしているのですが
昨年から所在が分からないとのことです

その方も若い女性でしたから
警察が同一の方ではないかと捜査の依頼をしたということでした

とりあえず歯型が一致しなかったということで
行方不明の患者様はまだ健在であるという可能性があったことに
すこしほっとしましたが
早く見つかってほしいと思ったものです

よく記憶している患者様です

ただ・・若い方ですと
治療痕がほとんど無いため歯型だけでは決め手に欠ける可能性が高いなと
感じました

全く治療の経験が無いかあっても1〜2本ということが多いのです

そうしたことから、「歯並びの特徴」をカルテに書き込むことにしました

もっとも、DNAの情報があれば、すぐ照合は可能です
ただ、一般の方にはまだ縁遠い話です

口の中の頬の粘膜を綿でぬぐって採取したものでDNA情報がわかるので
時間はまったくかかりませんが1万円ぐらいかかる検査料です

海外へ出張する大企業の幹部の方は もしテロや事故にあったときのために
DNA情報を管理しているという話を聞きました

歯周病になりやすいかどうかの判定もDNA検査でできそうです
料金は15000円ぐらいです

でもあまり申し込みはありません

そういう点ではDNA検査に関しては日本は後進国です

日本の医療技術が高いものであり
将来世界に輸出できると政府は目論んでいますが・・

それはあくまで病気が進行してからの後追い技術が高いのであって
予防医術、技術が進んでいないのです

その点アメリカは数段進んでいるので
TPPで医療技術も輸入されてくるようになると

早い段階で手を打つアメリカ式の医療技術に遅れをとり
日本の医療は別のところで崩れるかもしれません
国民皆保険が崩れるだけではないのではないかと・・いうことです

今の保険医療制度は予防や健康維持にお金を出さないシステムになっています

後追い治療には保険が使えても予防や検診には保険が使えないのです
ですから医療の現場は大変なのです
倒れる前の一手は倒れた後の万策に勝るのです
医療費がかかる政策ですから仕方ありません

そうしてみると今回の警察の方も大変だなと感じました
カルテをすべてコピーとって、調べる・・

DNAで捜査できれば、それはデジタルな情報なのですが
まだまだ日本はアナログ先進国なのです









































posted by nob at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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